2008-01-01から1年間の記事一覧

僕の愛したはてなダイアリー - 2008第一四半期

僕もそんな思い出をこれからもずっと持ち続けるんだろうと思う。 退屈なんかしたことなかった 皆がしてるのに、秘密の儀式なことが不意に不思議で 辻君のこと それにしても僕はファミレスがたまらなく好きみたいだ。田舎者なのに?田舎者だからこそなのか。 …

Self-Reference ENGINE - 円城塔

予想に反してすごく反自然的な小説でした。なんていうか、前期ヴィトゲンシュタイン的な意味において。 「語りえぬものについては、沈黙せねばならない」という命題において理解しなければならんのはもちろん「何が語りうるものなのか」ということであるはず…

今年読んだ本(無理矢理)まとめ

うさんくさげなものは一日にまとめてしまうに限ります。 今年読んだ本てのをいろいろ思い出してみるのだけれど、まず大きかったのは一昨年の年末から読み始めていた「ユリシーズ」を4月になってようやく読み終えたことでしょうか。ひとつの本をこんなに長い…

目がピカピカ

*1*2 *1:ズオウとヒイタチ *2:こっちはサンラの曲でもあります

京都百景 二

三条大橋である。東海道の終着点である三条大橋である。僕のこのくだらないおしゃべりを、とりあえずそんな三条大橋周辺からはじめてみたい。三条大橋というか、正確にはその橋の下の話になる。三条河原と言えないこともないが、それもやはりほんとうでない…

たまには昔の話を、忘れもしない高校一年の春のことを

僕の高校生活は、上々とはいえないかたちではじまった。4月のいちばん最初の自己紹介で緊張しすぎて言わなくてもいいこと*1を口走ってしまった僕は、ちょっと変な人ですね、なんて好意的とは言えない視線を浴びることになった上に、宿泊研修でのクラス発表が…

xyzzyを使ってみないか?

※今回のエントリはちょっといつもと違う感じなので興味ない人は読み飛ばしちゃってくださいというかそんなこと言われなくてもそうするか。※※知り合いに向けたxyzzyの紹介のたたき台として。誰か詳しい人の目に留まってコメントなどをいただけないかという希…

京都百景

京都に住むのも残すところあと数ヶ月となってしまったのだし、少しくらいは思い出というか、どんな街だったかということくらい書き残しておかなければと思う。もちろん生まれた育った街でもなんでもないわけだから、よく知っているだなんてとても言えたもの…

夏帆の画像を貼れば故郷のおっかさんの病気が治る上にブログのアクセスがぐんぐん伸び、ついでに身長も伸びてちんこも伸びて、宝くじが当たってバスタブに札束まき散らしハーレムでウハウハっちゅう神のお告げがあったんですが・・・

対称性の破れ

さて、突然ですが、みなさんの青春の象徴ってなんですか。いろいろあるでしょうね、恋です愛ですオナニーですと、そりゃ人によっていろいろあるのでしょうが、僕にとってそれは間違いなく、鼻の脂であります。鼻の頭をぐっと上に押さえると小鼻のあたりから…

日本語爆発しろ!

黒い時計の旅 - スティーヴ・エリクソン

一方の20世紀に生きる女と他方の20世紀に生きる男についての物語でした。 最初のうちから気になって仕方がなかったのは、彼らの体験のうちどれが虚構でどれが虚構でないか、どれほどの割合で虚構と現実が混じり合っているのかを、語り手は明言しないのだとい…

日本に帰ってきましたが、あまりの温度変化のため風邪を引いてしまいました。

田んぼのあいだをギイギイと呻きながら走る電車のなか、11月のまっすぐな日の光を背に浴びて、僕のはす向かいには君との思い出が座っている。逆光のなか外を眺める君との思い出は、なんだかぼんやりとしているようでよく見えない。君との思い出。あれは一昨…

ついにあのムラシット先生がライフファック界に進出!

100均でかわいらしい感じの腹巻き(赤と灰色のボーダー)を買ったらこれがまた思った以上によかったのでみんな腹巻きを買うといいと思います。いつもスースーして困っていたおなかまわりがしっかり優しさに包まれるよろこびには格別のものがあると思います。…

Playmate At Hanoi

なにかたいしたことをしゃべることができるくらいに(ベトナムも含め)海外に長く滞在したことなんてありませんが、フエの旧市街とハノイの旧市街を行ったり来たりしながらなんとなく思うのは、都市というものには、耳と鼻で感じるべき部分が非常に多いとい…

ロリータ - ウラジミール・ナボコフ

偶然及び必然の一致で悦に入りフロイト的なものを小馬鹿にした態度に溜飲を下げアメリカが逆立ちしてだからこそアメリカらしく迫ってくる様におののき、主人公ハンバート・ハンバートの自分語りにこめかみをぴくぴくさせられながら読みました。 ■ ヘーゲルは…

半年ぶりくらいにまたベトナムにいます。今回はちゃんと自分のPCを持ってきているのでこうやってだらだらとインターネットなぞ出来ちまうのですが、アレですね、それはそれで善し悪しいろいろですね。

脚注記法(2)

こわれかけの散文詩*1がアスファルトの上にころがっていた。深夜のコンビニからの帰り道、街灯のあかりが影をつくったその境界線のあたりに、僕はそれ*2を見つけた。おびえた表情をして、アスファルトの上にころがっていた。僕がちかづいてゆくと、僕の影も…

みなさんありがとうございました。誕生日後初のオナニーは大沢佑香嬢にお世話になりました。

*1 *2すっからかんの大講義室、開け放たれた窓からは行き場を失った笑い声が浸入する。風が運んでくる空気は僕の沈んだ心にどこか遠い国を思わせる。後ろから二番目の列、左から三番目の席、机の上に広げられたノートは鉛筆で塗り潰され傷つけられ、露わにな…

涙について

最後に泣いたのはいつのことだろうと考えたときに、高校を卒業して以来痴話喧嘩くらいでしか泣いた記憶がないことに気づきました。君にしか涙を見せないなんて言えば聞こえはいいですが当然こんなものはただの情けない男宣言に過ぎなくて、そんな弱さを見せ…

Sun Ra 70枚くらい聴き倒し(2)

こういうのははじめの勢いのあるうちにやってしまうに限ります。 ※第1回はこちら。→http://d.hatena.ne.jp/murashit/20081011#1223756744 4枚目:Angels and Demons at Play 1956-1960。好きなジャケ。名義はSun Ra and his Myth Science Arkestra。 A面4曲…

Sun Ra 70枚くらい聴き倒し(1)

ちょっと前にやってたなんかあの、サン・ラでジャズをどうこうって話も早々に破綻してしまいましたが(やっぱり!)、それでもやはり世にサン・ラを広めねばならないという使命のもと、我が家に眠る彼の作品(70枚くらい)を年代順に紹介していくことにいた…

1日1うんこ活動 ほんまのこといゆわせてもらうけどな、なあ。このうんこ活動始めた次の日くらいに思いついたワードにな、「うんこ王子」ちゅうのがあってん。「うんこ王子」やで、「うんこ王子」、ほら、ねーちゃんも声に出してゆうてみい。うーんーこーお…

チン毛引っこ抜き祭り

1. 3月9日:妙な夢を見る。どこだかわからないけれど狭くて暑苦しいところに閉じ込められている。僕が演じている人間はどうやら少しばかり焦っているようで、周りに手を伸ばしたり引っ込めたりしては何かがちゃがちゃやっている。周りは暗くてよく見えない。…

そろそろ高橋源一郎について一言言っておくか

昨日の日記で中途半端なことしてしまったので改めて。高橋源一郎というとどうも「室井佑月の元旦那でっていうかバツ3で競馬好きで書評がいちいち信用ならなくて全共闘の残りカスの小うるさいうさんくさいおっさん」みたいなイメージしかなかったりするかもし…

終わらない夏にかんする五つの断章

1 はーいみなさん、今から催眠術を始めます。まずはリラックスして。そうそう、肩の力を抜いて深く息を吸って・・・・・・吐いて。はいもう一度。・・・・・・いいですか?それじゃあ、あなたの人生のなかで一番幸せな、いちばんきらきらしている、そんな宝物の記憶を頭…

九・二五革命闘争

午前4時。神社へとつづく参道を左に曲がればそこはもう大学の構内。目の前には端正に剪定されたおおきな楠がそびえ立っている。よし、ミッション開始だ。人の気配のないことを確認したら、根元まですばやく移動。ここで自転車が通り過ぎても慌てないように、…

ごめんあきらめた2008

あー…今日、涼しいですね。なんだかもう終わっちゃいましたね。2008夏。

まだ夏は終わっちゃいないって俺が言うんだから間違いない、2008

なっちゃん。 舌の先端が歯を叩き、怯えるように引っ込む。勇気を振り絞って口蓋を突き、鼻孔へと抜ける。な、っ、ちゃん。その響き。 蝉の鳴き声で目を覚ますと今日は8月最後の日曜日。折り曲げた身体をほどく衣擦れの音は昨日の朝と変わらない100%の湿度…