2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「バベル」を見たよ

さいきん時間があるのでいろいろビデオ借りては見、借りては見、としているのだけれど、そのなかで久しぶりに「くわあ、文句なくよかった」と思わされる映画でした。 モロッコにメキシコに、そして東京。乾ききった地面のうえに建つモロッコの土の家や、乱雑…

シンフォニア・タプカーラ - 伊福部昭

ナクソスの日本作曲家選輯シリーズがすごく安い。他にも芥川也寸志とか松平頼則とか黛敏郎とかもちろん武満徹とかいろいろ出ているし、内容も他ではあまり聴けなさそうなものばかりなのでつい何かのついでにと買ってしまう。今アマゾンで調べてみたらかなり…

おっぱい

それはそうと、さいきんすごく気になっているのが「はてなおっぱい族」です。おっぱい族として認められるだけのポテンシャル*1を自認してはいるのですが、入族資格・試験などあるのでしょうか。誰か教えてください。 *1:人前で「私の父が・・・」と言うだけで赤…

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? - フィリップ・K・ディック

さっき読み終わった。 いつもは数冊本を鞄に入れて持ち出さなければ落ち着かない性分*1にもかかわらず珍しく手ぶらで出かけた今日に限って、待ち合わせた友人が2時間も遅れるなんて言い出したので、つい買ってしまいました。いつか買おういつか買おうと思い…

鬱と躁 - 野坂昭如

昭和歌謡。昭和歌謡ってものをまともに聞いたことなんてないけれど、これはいわゆる昭和歌謡以外の何者でもないでしょ。「火垂るの墓」の、「東京小説」の、「エロ事師たち」の、野坂昭如先生によるこの一枚。僕にとっての「出会い」ってのはたいてい、その…

ネットカフェ考

さいきんの、というかここ半年くらいのマイブーム*1は、何のアテもなくネットカフェに行くことです。なんてのアテもないと言ったってまあ、何かのアテがあってネットカフェに行くことのほうが珍しい気もしますが、ちょっとした贅沢という趣です。部屋の中に…

鏡のなかの鏡 - ミヒャエル・エンデ

カシオペイアの背中の「オワリ」の文字にすごくほっとして、でも、終わってしまったことが惜しくてたまらなくなったあなたに。バスチアンが泉で真っ裸になってることがどうしても気になって仕方がなかったあなたに。 「モモ」にしたってそうだし「はてしない…

僕の中でのテクノ/エレクトロニカって、2,3年くらい前までで止まっている気がする。 ロックに至ってはたぶん5年以上前だ。ロキノンを毎号買って隅々まで読んでいたあの頃までだ。 いまや渋松対談しか読まなくなってしまったよ。 あんまりいいことじゃないよ…

Live At The Lighthouse - Grant Green

まずもってひどいジャケット。これがあのブルーノートだと言ったらなおさらだ。顔in顔。 実際その中身も、グラント・グリーンの静謐なイメージからはそりゃあもうかけ離れまくった、「これ誰?」みたいな一枚。そうかこういうのをレアグルーヴっていうんです…

苺ましまろ - ばらスィー

ここ最近他人に自信を持ってお勧めできる漫画といえば、「ハチワンダイバー」と「苺ましまろ」でしょうか。よく漫画を読んでるような人にとってはいまさらな感じもするのかもしれませんが、そのくらいのヌルさが僕の特徴だと開き直っていきましょう。 漫画と…

Revolutionary Pekinese Opera Version 1.28 - Ground Zero

Sachiko.Mの愉快犯的*1なサンプリングが印象にのこるこの1枚。いきなりだけど、「こういうこと言う人にむずむずしてしまう」という言葉がいくつかある。こんなこと公にするのは自分が嫌味なちいちゃい人間だってことを見せびらかしてるみたいで、これはこれ…

追記

あ、大事なこと書き忘れてた。話し言葉の要領で文章を書こうとするからなんだろうか、というのが今のところの結論。です。

なんにしても嫉妬というのは僕にとっては何かを作るためのいちばんの原動力となるのであった。というのが、いまいち自分には、いわゆる純粋とみなされるようなモチベーションが起こらないのだな。 こういうところが僕のどうしようもないところだと思うし、つ…