タイタンの妖女 - カート・ヴォネガット・ジュニア

長く間が開いたけれどべつだん何があったというわけでもなく、好きな人とぎくしゃくしたり、バイトがきゅうに忙しくなったり、DTMに凝ってみたりしただけです。 そんななか読んだ本を。名作と名高いタイタンの妖女。 僕はSFといえばアシモフの「われはロボッ…

鍵のかかった部屋 - ポール・オースター

昔メモしていた短い感想をちょっとずつ膨らませてて残していこうと思う。今日はオースターの「鍵のかかった部屋」。はじめは「よくある『なんだかわからないけど、すごい人』のお話*1か!」なんて思ってた。無論それだけの話であるはずもないけれど、かとい…

見えない都市 - イタロ カルヴィーノ

昔メモしていた短い感想をちょっとずつ膨らませてて残していこうと思う。今回はカルヴィーノの「見えない都市」。 マルコ・ポーロ(だと思われる「語り手」)によって華麗に繰り広げられるあらゆる「見えない都市」についての叙述は、「死者たちとすれ違う都市…

錯乱のニューヨーク - レム・コールハース

昔メモしていた短い感想をちょっとずつ膨らませてて残していこうと思う。今回は20世紀の最重要建築書の一つとさえ言われる「錯乱のニューヨーク」。 レム・コールハースという建築家を知っている人は少なくないんじゃないだろうか。モダニズム以降の建築とい…