誰かが、僕が既にどこかで耳にしていたり目にしていたりして、あるいは誰かに話したことさえあるような、既知の事実であったり、既に通り過ぎた考えだったりを言っているとする。
そんなとき、こういうのを性格が悪いというのかもしれないが、僕はその状況のなかひとりで「たまらん!」という思いを噛締めているのです。

僕はそのためだけに本を読んだり、勉強をしたり、音楽を聴いたりしているのではないかという気にさえなってしまいます。誰かに先を越されると悔しいのだ!


・・・しょうもないこの性格が、むかしから全然直らなくて困っている。