「恋空」を読んだ。

かなしいのは、「恋空」が好きで好きで大好きで泣いてしまうような人とは、深いところで関わることができないんじゃないか、だなんて、なんとなく思ってしまったことだ。*1

そしてさらに悔しいことは、そのことをわりあい親しい友人に話したところ、「恋空」にたいしてそういうシニカルな態度をとってしまうような人とはけっきょく分かり合えないんじゃないか、なんて言われてしまったことだ。

半分冗談ではあったが、それでもやはり、耳が痛かった。結局そんなことないんだろうな、と否定してはみたけれど。分かり合えないと言ってしまうことはとてもかなしい。


それにしても「友人」とは不思議な、とても良いもので、逆説めいてはいるが、それが「友人」でなかったならこんな奴大嫌いだという「友人」が、現実には何人もいる。

*1:スイーツ(笑)!