Live At The Lighthouse - Grant Green

まずもってひどいジャケット。これがあのブルーノートだと言ったらなおさらだ。顔in顔。
Live at the Lighthouse
実際その中身も、グラント・グリーン静謐なイメージからはそりゃあもうかけ離れまくった、「これ誰?」みたいな一枚。そうかこういうのをレアグルーヴっていうんですね、なんて。ともかくすっかすかの疾走感がかっちょよい。
執拗な繰り返しがこれだけ癖になるのは、この疾走感とツボにはまったリズムのうねりのおかげです。
僕は褒めてるんだよ!大名盤なんだよ!


で、つぎに連想するのは、なぜかスクエアプッシャーだったりする。

トム・ジェキンスン*1はベース弾きで、しかもジャコパスを尊敬している*2って事はみんな知ってのとおりで、その音楽ってのは、エイフェックスとかそういう流れの中のひとつとしてだけじゃなく、フュージョンの新しい形として捉えられなくもいはず。そんなふうにうまく騙してやれば、ジャズ/フュージョン畑の人もこういう音楽を聴こうと思ったりしてくれるんだろうか。*3

そうなったら面白いのになあ。

*1:スクエアプッシャーの中の人

*2:http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/SonyTechno/news/9711/square/bounce.html

*3:その逆は結構いる気がするんだけどなあ。いや、たいした根拠はなくて、自分を含めた周囲の人間にそういう人がいるってだけなんだけども。