たった一度しかライブを見たことがないけれど、たぶんいまのところ、世界でいちばんすきなバンドであろうところのデートコース*1。こんなことを堂々と言うのは恥ずかしいものですね。
なぜまたそんなに思い入れがあるかって、ひとつには、僕がジャズってもんを聴き始めるいちばんいちばん最初のきっかけになったのは紛れもなくこのバンドだから。初めて聴いたのはたしか、友人宅でスペースシャワーTVを見ているときに、Playmate At Hanoiが流れたときだったはず。どう考えてもこの曲じたいはこれっぽっちもジャズなんかじゃないんだが、デートコースの、菊地成孔の情報を集めているうちにたどり着いたのがマイルスだったりしたものだから。それからのめりこむようになったものだから。
もともとダンスミュージックが好きだったってことも手伝って、いまでも一番好きなのはやっぱり、わりと単純に踊ることのできそうな曲で*2ジャズを聴こうとしたときも最初はそういうものを求めたりしていた。
たくさん楽器が鳴っていて、アンサンブルだけでもなく、やけにトランシーなだけ*3でもなくてもっとこう、東洋的なものやアメリカ的なものやアフリカ的なものやら、いろんな要素が絡み合ってるのがすごく魅力的に聴こえた。リズムってすごく面白いものだとはじめて認識した。
というわけでせっかくだから、YouTubeにあがってるものからいくつか。
ポップで泣かせるMirror Balls
これはスルメ。構造IV:寺院と天国の構造
Stayin' Aliveとか
わりと半端なところからはじまるPlay Mate at Hanoi
あ、タイトルのDVDですが、曲はぜんぜん入っていませんので、注意。