Playmate At Hanoi

なにかたいしたことをしゃべることができるくらいに(ベトナムも含め)海外に長く滞在したことなんてありませんが、フエの旧市街とハノイの旧市街を行ったり来たりしながらなんとなく思うのは、都市というものには、耳と鼻で感じるべき部分が非常に多いということです。騒々しいクラクションの音とそこらじゅうに漂う飯の匂いを感じ取ることができないのだとすれば、こんな写真にどんな意味があるというのでしょうか。
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おおくの人がすごくすごく素朴に経済的な発展というものを信じているように思えて、それは僕のような日本人にとってはもう心の底からは信じることのできないしろもので、僕はそれにどう答えれば正解なんだろうか。ムラシット君!君に!彼らの!なにが!わかると!言うのだ!ここではほんとうに、文化とは消えゆくためにあるようなもので、だから僕はとても身勝手に、駄々をこねて。正解なんてないよな、というなかで、歴史の流れに小さな攪乱をおこして、でも水は流れてゆくんだものなあ。