2023-03-23

ひさしぶりの日記になってしまった。このひとつきちょっとのあいだ、いったいなにをしていたのか。「いろいろと忙しかったんです」みたいな言い訳はできるとおもう……というか、じっさいあまりまとまった時間のとれない状況であったのはたしかで、したがっていくつかの方面にたいして不義理であったことを、ここでお詫びしてもしかたがないのだけれど、こっそり予告だけさせていただき本番のお詫びはもうちょっと身体が動いてからにしようとおもうのですが(まだ諦めていない案件もあるぜ)、そうやってお詫びをするにあたり「忙しくて……」なんて言葉を臆面もなく口にしてしまえる程度には忙しかったとおもう。おもうが、とはいえ時間のすきまがまったくなかったわけじゃなく、だから、本を読んだり、それどころかインターネットにさえ顔を出せないってほどでもなかったはずで、そんなすきまになにをしていたのか。これは昨年末にTOをやってしまっていたときに似ていなくもなくて、具体的にいえばちょろっとした空き時間があればClojureでパーサコンビネータを書いてみることに費してた(ナイーブに作ったあとに、あ、これCPSに書き換えてトランポリンさせないとだめだってなった瞬間にいちばんの醍醐味を感じた)っていう話になるんですよね。いやなんでだよって感じするな。しない? 自分はする。なんで? って。なんでだろうね。もう飽きたからよくわからないんだけど。こうやって落ち着いて日記を書けるいまとなっては、完全に、飽きてよかった……という安堵感がすごいんだよな。いやちがうな、最中にだって、早く飽きねえかなって思ってたんですよ。……そう、この、「飽きたい」っていう気持ちっておもしろくて、なにかしらおもしろみを感じているからこそ飽きていないはずなんだけど、一方でそのおもしろくなさみたいなものにも自覚的ではあるからこその気持ちでもあるんですね。これは「無益だから」とかそういう話じゃないことに注意されたい。無益なのはべつに、ほかでもそんな変わらんはずやんか。とにかく、そういうちゅうぶらりんなところに「飽きたい」みたいなよくわからん気持ちがあるんですね。そういう気持ちをあとから眇めるのは好きで、でもなんだろうな、ひとのものだったならもうちょっとよかったかもしれないな……。