2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

そろそろ高橋源一郎について一言言っておくか

昨日の日記で中途半端なことしてしまったので改めて。高橋源一郎というとどうも「室井佑月の元旦那でっていうかバツ3で競馬好きで書評がいちいち信用ならなくて全共闘の残りカスの小うるさいうさんくさいおっさん」みたいなイメージしかなかったりするかもし…

終わらない夏にかんする五つの断章

1 はーいみなさん、今から催眠術を始めます。まずはリラックスして。そうそう、肩の力を抜いて深く息を吸って・・・・・・吐いて。はいもう一度。・・・・・・いいですか?それじゃあ、あなたの人生のなかで一番幸せな、いちばんきらきらしている、そんな宝物の記憶を頭…

九・二五革命闘争

午前4時。神社へとつづく参道を左に曲がればそこはもう大学の構内。目の前には端正に剪定されたおおきな楠がそびえ立っている。よし、ミッション開始だ。人の気配のないことを確認したら、根元まですばやく移動。ここで自転車が通り過ぎても慌てないように、…

ごめんあきらめた2008

あー…今日、涼しいですね。なんだかもう終わっちゃいましたね。2008夏。

まだ夏は終わっちゃいないって俺が言うんだから間違いない、2008

なっちゃん。 舌の先端が歯を叩き、怯えるように引っ込む。勇気を振り絞って口蓋を突き、鼻孔へと抜ける。な、っ、ちゃん。その響き。 蝉の鳴き声で目を覚ますと今日は8月最後の日曜日。折り曲げた身体をほどく衣擦れの音は昨日の朝と変わらない100%の湿度…

コレラの時代の愛 - ガブリエル・ガルシア=マルケス

最後まできちっと「コレラの時代の」愛であったことには感心させられましたがそれはともかく。 自分が老いることに対するイメージがいまいち湧かなくて、そのためか軽薄でネガティブな印象ばかりが自分の中にはあったのだと今更ながらに気づかされた。肉体的…

勝手に逃げてくなよ夏、2008

つくつく法師が「おーしつくつく」と繰り返し鳴いたその後の「うぃょぉーしうぃょぉーし」「じじじじじ・・・」という部分にいちいちひどく居たたまれない気持ちになる。じじじじじの声は夏の空気が抜けていく音そのものなんじゃないだろうか。 ねえ、なっちゃ…

僕にとって

おっぱいが高尚なおもちゃにしかなってないという事実に思い至り、現在専ら自己批判に励んでいるところです。 このっ!ちんこめ!このっ!ちんこめ!

だいにっほん、おんたこめいわく史 - 笙野頼子

世の中いろんな怒り方をするひとたちがいて、僕はどうせ怒るならおもしろおかしく怒りたいものだと考えたりしているんですが、まあもちろん怒るってな具合の話になるといかんせん僕はまだ子供ですので、そうなかなかうまくいくものじゃあございません。まあ…

ハローサマー、グッドバイ - マイクル・コーニイ

お話のオチというのは(もちろん不可欠ではないにしろ)時には大切なもので、そういうものを書いたり喋ったりする人はまさにそこに向かって全てをチューニングしていくわけだ。そういう意味でまず、おすすめなSF小説なのだけれど。だからといって彼らがその…

京都に戻ってきたことですし

いつもの読みにくいぶろぐに戻ります。

江ノ島が見えてきた。俺の家はなんだかもうものすごく遠い。

昨日のことですが、江ノ島に行って参りました。一人で。江ノ島に。寂しくなんかないよ。江ノ島で。ひとり。 ・・・とか言いながら実はウキウキだったんですけれども!空気がちがうんだもの。空気が。 江ノ電はいいですね。女子高生をちらほら見かけたことで僕は…

日記2日目(その1)

早起きして築地へ行こうと前日の夜に決心して床についたんだけれども、起きたら11時というわけで「あー・・・築地行っても閑散としてんだろうなあ・・・」と思いながら宿を出発。他人に迷惑をかけない日にはぜんぜん朝起きられないという幼少の頃からの悪癖は根深…

六本木ヒルズにて

でもってその後は六本木ヒルズへ*1。目当てはもちろんこれ。ここからは写真を撮ってないからちょっと地味になっちゃいますが、まあ、うん。ここからはほんと普通の日記です。 日比谷線で六本木へ行くとそのまま直通で六本木ヒルズまで行けます。行きまして、…

生き物のフシギに胸ときめかせる「目黒寄生虫館」

というわけで皆さんお待ちかね寄生虫博物館です。*1 どーん! ラブリーでフレンドリーなエントランスですね! こいつとかこいつとかこいつとか 厚生労働省の統計によると2006年のNEET人口は62万人で全人口の0.4%!人間もまだまだですね! というわけでこのあ…

国立代々木競技場

夕方から自由行動をとることが出来たので、ちょっとだけ散策してみました。吊り構造建築の先駆けということで、そういう意味でもちゃんと中まで見たかったんですがまあ仕方ない。 陸橋の半ばあたりでぬっと現れたときにはなんだかんだでやっぱり少々テンショ…