2007-01-01から1年間の記事一覧

自分語り

明日の朝に僕は新幹線に乗って実家に帰るわけだけれども、それで思い出した。ぼくはどうやら、電車の外に風景が流れて言っている様子がすごく好きなのだ。 じいちゃんばあちゃんに半年ぶりに会うのだからと髭を剃り、その朝に荷造りを済ませたばかりの荷物を…

PureData/Proce55ing

自分がそもそも楽器の演奏というものに向いてないということを、わりと信頼していた先輩方数人に指摘され落ち込んでいた時期もありました。努力が足りていなかっただけだとは思いますが、結局そこまで情熱を傾けられなかったということはそういうことなので…

いつもの言いわけ

僕にはクラシックの素養というものがほとんどゼロといっていいほどなく*1、録音だとかブーレーズの解釈がどうのとかまで突っ込むことなんてまるで出来ません。もし何か思うところがあればぜひご教授いただきたいと考える次第です。 *1:もちろんそんなものが…

ピアノ協奏曲第3番 - バルトーク・ベーラ

クラシックの場合は演奏者と作曲者のどちらに重点を置くものなのかよくわからんのですが、とりあえずタイトルは上記のようにしておいて、何枚か聴いたことのあるなかでとりあえず現在持っているブーレーズによるピアノ協奏曲集をリンクとして選んでみました。…

しょこたん

なんとなしにしょこたん☆ぶろぐを眺めていた時に気づいたことがある。 中川翔子がかわいい。 こんなにもメディアはしょこたんの魅力を伝えられていないだなんて僕は知りませんでした。テレビで見てたいしたことない子でもリアルで見るとおそろしくかわいいも…

Stellar Regions - John Coltrane

自分がつくりだせるものに限りがあることに気づき、ほんとうに実感を持つというのは、やっぱりひどくつらいものなのだろうか。 僕という人間が一生のうちに読むことのできる本や聴くことのできる音楽や見ることのできる映画やセックスすることのできる女性や…

「恋空」を読んだ。

かなしいのは、「恋空」が好きで好きで大好きで泣いてしまうような人とは、深いところで関わることができないんじゃないか、だなんて、なんとなく思ってしまったことだ。*1そしてさらに悔しいことは、そのことをわりあい親しい友人に話したところ、「恋空」…

アブサロム、アブサロム! - ウィリアム・フォークナー

でもってもうひとつ。ゆっくりゆっくり読んでいたら、結局読了までに1年近くかかってしまった。 そもそも中上健次がすきで、その流れでよし挑戦してみようとした初フォークナーがこれ。はじめは読むのが苦痛でしかなかった。突然現れる鮮やかな比喩だとか、…

タイタンの妖女 - カート・ヴォネガット・ジュニア

長く間が開いたけれどべつだん何があったというわけでもなく、好きな人とぎくしゃくしたり、バイトがきゅうに忙しくなったり、DTMに凝ってみたりしただけです。 そんななか読んだ本を。名作と名高いタイタンの妖女。 僕はSFといえばアシモフの「われはロボッ…

書いておかないと忘れそうなので

バルトークについて サン・ラについて

というか

アレですね「これってわざわざぶろっぐに書くほどのことじゃないよね!誰も読みたくないよね!」という思考しか頭ん中を過ぎってくれない。 で、解決策として そんなくだらん思い付きをひとつのエントリに仕上げるためにそれなりの時間をかけて考えるだけの…

今年の漢字、あと個人的なこと

というわけでまあ、普通に「辞」だよなあ。ブログ界*1的にもそうでしょう!ね! *1:ブロゴスフィア?とかいうんだっけ??

そういや今「街という街」だなんて言ったけれど、うちの地元はこれがもう結構な田舎でたぶんその「街という」の基準に引っかからないほどアレなところなんですが、そんなところで18年育って京都なんかにやってきたような僕が都市計画がどうのと言ってるんだ…

鍵のかかった部屋 - ポール・オースター

昔メモしていた短い感想をちょっとずつ膨らませてて残していこうと思う。今日はオースターの「鍵のかかった部屋」。はじめは「よくある『なんだかわからないけど、すごい人』のお話*1か!」なんて思ってた。無論それだけの話であるはずもないけれど、かとい…

Ableton Live買った

完璧にノリで購入してしまったAbleton Live 6。 それにしても、フォトショとかにしてもそうだけれどソフトひとつで5万超って普通に考えてありえんだろう。そしてそれを買わせてしまう魔法のプラスチックカード(VISAとか書いてある)というのは本当におそろし…

世界なんとやら

十大小説がなんとやらという話題に完全に後追いする形でこんなエントリを書くのだけれど、 篠田一士のそれを知らない人が意外と多いのに驚いた。あんなもん誰でも知ってるものだと思っていただけに。そしてその一方で、たいした読書量もない自分がそれを無駄…

結局こういうもの*1を書くと、いわゆる素人批評とまともな文章のちがいって 具体的なものを論理的に描き出せているか ということに尽きるのかもしれないと思う。 *1:ひどい代物だ!

見えない都市 - イタロ カルヴィーノ

昔メモしていた短い感想をちょっとずつ膨らませてて残していこうと思う。今回はカルヴィーノの「見えない都市」。 マルコ・ポーロ(だと思われる「語り手」)によって華麗に繰り広げられるあらゆる「見えない都市」についての叙述は、「死者たちとすれ違う都市…

今日は

今日のマイブームは弦楽四重奏です。バルトークの第3番とドビュッシーのが大好きで。そりゃもう大好きで。そんなわけで、誰のでもいいとは言えませんが、とりあえずアルバン・ベルク四重奏団のを紹介しておきます。 ラヴェル&ドビュッシー:弦楽四重奏曲集ア…

Sun Raについてのエントリを書こうと思ってWikipediaを見たら、英語版WikipediaのSun Raの項目がやけに充実しているのを発見。軽く読んでみると、サン・ラー伝からの引用がやけに多いために、これも衝動買いしてしまう羽目に。というわけで読みきるまでのち…

Revenge! - Charles Mingus

ミンガスです。怒れる人チャールス・ミンガス。そしてミンガスといえば、やっぱりドルフィーとの競演盤なんだぜ! Peggy's Blue Skylight Orange Was the Color of Her Dress, Then Blue Silk Meditations on Integration Fables of Faubus So Long Eric Park…

錯乱のニューヨーク - レム・コールハース

昔メモしていた短い感想をちょっとずつ膨らませてて残していこうと思う。今回は20世紀の最重要建築書の一つとさえ言われる「錯乱のニューヨーク」。 レム・コールハースという建築家を知っている人は少なくないんじゃないだろうか。モダニズム以降の建築とい…

たんぶりん、たんぶるん、たんぶるるん。或いはTumblr流LifeHack

またもやたんぶらの話。これが前回のエントリ。 たんぶる、たんぶら、たんぶりん ここで僕は、基本的には引用のみでたんぶらってると言いました。が、同時にDashboard*1ではいろんな人が見つけてきたりReblogしたりした画像を堪能させていただいておるという…

戸川純と阿部和重について、具体的な話。

上のエントリの続き。 この「トライアングルズ」という短編、簡単に言うと、ストーカーが高じてお節介を焼くという話なんだけれど*1。つまりこれは、過剰な感情についてまずそれを抑えようとしたにもかかわらず、結局その感情が大きすぎたために抑えたそのて…

ヤプーズの不審な行動 - ヤプーズ

戸川純という人は、いくらその人の作り出すものがものすごくてもやっぱりちょっと友達になれそうにないなあ、なんて人の典型例のような気がする。・・・そんなわけで今日はライブ盤「ヤプーズの不審な行動」。ヤプーズとしての代表曲がしっかり入っていて、特に…

山崎まさよし - HOME

HDD中の音楽ファイルをランダム再生して、最初にかかったその曲の入ったアルバムを評してみようという企画。苦手な1枚が出てきたときも無視してます。ランダムであるとは最早言えない。今回は山崎まさよしの言わずと知れたこの作品。 例のごとくそれほど山崎…

上の記事は

もちろんこのインタビューにインスパイアされて書きました。よ。 インタビュー:Perfume「普通じゃ面白くない」(livedoor) - エンタメ - livedoor ニュース 7ページ目のあーちゃんの発言に注目。

Perfume「ポリリズム」をめぐって

Pefumeの新曲「ポリリズム」、皆様もうお聴きになられましたでしょうか?もちろん僕はもうとっくに購入済です!いつ見てものっちはかわいいですね。というわけでまあ、聴いてまず、中田ヤスタカの引き出しの少なさをポリリズムという目くらまし*1で誤魔化し…

どんな

どんな提案だ。

たんぶる、たんぶら、たんぶりん

このぶろぐのみぎっかわに"Frangments"というモノがありますね。これは何かというと、いわゆるさいきん流行の、いわゆるTumblrというやつなのです。よく「ミニブログ」なんて紹介されているのを目にする、アレです。 そんなTumblr、きゃわいい女子の写真がい…