2008-01-01から1年間の記事一覧

どっとはらい

端的に言えば。いい文章、が書きたかった。いい文章といってもそりゃあ色々あるけれど、別になんでもいい。鮮やかな文章、匂い立つような文章、生々しい文章、郷愁、思春期、性、糞尿、文章のための文章、嬉しくなるような、単純な、グルーヴィな、誠実な文…

ユリシーズのおはなし - Ep.2 ネストル

一回目はこちら。→d:id:murashit:20080804#1217874442 誰も見てなくても続けるよ、このシリーズ。続けてやるよ! 主な登場人物 スティーヴン・ディーダラス ギャレット・ディージー あらすじ スティーヴン(以下S)は勤め先の学校で古代ローマ史の授業,つづ…

アイラブメーカー

このサイトを見た瞬間に,もうこれしかないと思った. お前ら欲しいんだろ?やるよ!使えよ!

ユリシーズのおはなし - Ep.1 テレマコス

連載ものとかはちゃんと本家でやった方が続くということが分かったので、こちらも記載することにしました。 ジョイス「ユリシーズ」のあらすじとか諸々を纏めておいて、再読するときの助けにしようという企画。 第2挿話までしかできてないという、3日坊主に…

泣き言

てゆうかこういうのって、かなり難しいのな・・・かなり草稿に近い形で力尽きてアップした感じになってしまいました。ともかく、何か誤解や不十分な点、個人的な不満などありましたらどんどんご教授ください。 勉強したいのです。よ。ちくしょー

Sun Raによるジャズ史試論 第1回

というわけでやってきました、第1回。今回はサン・ラとモダン・ジャズ、その双方の生い立ちについて辿っていきたいと考えています。 出生 歴史というからには、まずはその始まりを定義しなければなりません。前回も少しだけ触れたとおり、サン・ラは自らを土…

危険水域

ようわからんけど、ここでちんこちんこゆうたびにある種の快楽のようなものがおそってくるんですが、これはきっと病気でしょうそうでしょう。今日は悪い酒飲んでるな。

臭い

ちんこが臭い。せいえきの匂いがするんだ。それは遙か遠い記憶。はじめてオナニーを試みたときのことだったのだろうかな。それは同時にはじめてちんこをむいた日のことでもあったんだ。 おそるおそるとむいたとき、そこにたまっていた恥垢をみつけたそのとき…

追記

参考書としてはこのあたり サン・ラー伝作者: ジョン・F・スウェッド,湯浅恵子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/07/14メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (10件) を見る M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究作者: 菊地…

Sun Raによるジャズ史試論 第0回

あなたはサン・ラを知っているだろうか?土星からやってきたと公言し、僕たちの知らないあらゆる音楽を演奏し、そして土星へと帰っていったひとりのミュージシャンのことを。モダンジャズの歴史はマイルスとともにあった、なんてのはよく聞く話だし、僕だっ…

文化祭で,出来もしないキーボードを弾きながら右手を高く掲げたその瞬間のこと,これからもずっと忘れません.

もうちょっといればよかった・・・

かえってきました

TSUTAYA DISCASで同時に届いたのが「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」と「らき☆すた」の最終回でした。まったくの偶然だったのだけれど*1、永遠の文化祭前日っちゅうわけで、期せずして妙にクサい結果となってしまいました。愛はブーメラン。*2 た…

水洗便器と宇宙飛行に関する2,3の事柄

1 「君が、うんこするだろ?そうしたらさ、君のおしりの下になみなみと漲る水たまりからおつりが返ってくる。200年前の産業革命からこのかた、僕たちはおおくのものを失ったよね。そうして得たものといえば、そうさ、こんな便所のおつりだけなんだよ。」僕は…

だれも訊いてないけどさ

じぶんの家に帰って一番最初にしたことといえば,もちろんオナニーです.旅行カバンを置くやいなやパソコンに向かい,そしてイチモツを取り出すその流れのスムースさといったら! がんばれ!北京オリンピック!がんばれ!聖火リレー!

悲しき熱帯 - クロード・レヴィ=ストロース

前半部分を1週間ほどで読んだのに比べ,後半はえらくゆっくりと,結局2か月くらいかかりました.読み終えたのは帰りの飛行機の中. 僕はときどき「誠実さ」という言葉を便利ワードとして使ってしまいがちなのですが,この本について述べようとする今このとき…

帰ってきた

*1写真は、今回の旅行調査でいちばんかわいかった女の子です。 今回の旅行調査についてはまたゆっくり書いてみたいと思います。 *1:RSSだとかそういうのを1週間分溜めておりましたが、読むのは諦めてぜんぶリセットいたしました。という顔。

最近ちょっとばかり田舎に郷愁のようなものを感じ始めてしまい、そのたびごとに「いやだねえ」なんて嘯いてしまう。自分では強度の田舎者コンプレックスだったつもりなんだけれども、廃校が老人ホームになる世の中だもの、ちょっとばかり気まぐれな気分にだ…

へったくれもない

非日常

というわけで来週の月曜から1週間ほどベトナムへ行って参ります。いちおう旅行ではなく調査という名目ではあるのですが、もしかしたら半分くらい観光になるやもしれませんというかきっとなる。準備が間に合わないような気がしますがそれも気のせいでしょう。…

もっさりさん

そのことが気になりだしたのはいつの頃だっただろうか。 大便を排出し、時に爽快な気分を、時に少々の残余感を感じながら尻をトイレットペーパーで拭くときのことだ。ペーパー(もちろんダブルだ)越しになにやらじゃりじゃりとした感触が伝わってくるという…

ティファニーで朝食を - トルーマン・カポーティ

実はオードリー・ヘプバーン主演の映画は見たことがないのです。ごめんなさい! 「ティファニーみたいなところ」へのあこがれがなんだか眩しくて、ああ、これが乙女なのね、だなんて。*1そう、この物語の主人公であるホリーはね、ふしぎちゃんなの。やること…

相棒のジャスティンがなんかゆうてる。ダンディ知らないとかぬかしてやがる。 ダンディ知らないって?いやそれはアレだろ、ダンディに失礼だろ。 や、俺じゃないよ。ダンディだって。ダンディに謝れよ!俺じゃねえって!! ダンディだよダンディ。ええもう、…

後悔なんてなんの園

酔ってる。よってるぞう。おじさんはよってるぞう。うぃー。 おじさんのブログに決定的に足りてないのは、おじさんの息の臭そうなあの感覚だと思うんだぞう。皮脂が顔ぜんたいに広がって、前髪が額にくっついているあの感じだと思うぞう。鼻の頭の赤さだった…

西瓜糖の日々 - リチャード・ブローティガン

たまには最近読んだもの以外の本についても書いてみたいなと思いました。それでこれ。僕はあんまり二度三度と本を読み返すことをしないほうで、その数少ない例外というのがこの「西瓜糖の日々」なのです。*1 *2 西瓜糖の世界はとても淡泊で、生活という生活…

ソラリス - スタニスワフ・レム

なんだか濃いものが煮立っているわりに、あらすじだけ追うとこれ、ラノベにだってできそうな気がするぜ!なんてキャッチーさも持ち合わせてくれている一冊。訳者による解説*1にもあるとおりまさに重層的な小説で、そのことがおおきな魅力の一つとなっていま…

うんこー!(とりあえず何かを誤魔化したいときに)

ガラス玉演戯 - ヘルマン・ヘッセ

全編通してカスターリエン的なものとそうでないものとの二項対立のために捧げられた小説じゃないかと感じました。それにしても、あんまり感想っぽいものがネット上で見つけられないのはなぜなんだ。 カスターリエン その二項対立って何さってことを言う前に…

工場とエロ自販機と大山崎JCT

自転車での帰り道、ツンデレのかわいい女の子に「・・・がんばったね。」って言われたくて頭を撫でてもらいたくて矢も盾もたまらなくなってしまったので、それをどうにか収めなくちゃと思い、コンビニでビールを買って、大山崎ジャンクションまで写真を撮りに行…