2023-08-28

がんに効くは本当? 治療・薬・食事法の誤情報 亡くなった患者が信じた“エビデンスが乏しい方法”とは - #がんの誤解 - NHK みんなでプラス

こういうのを見かけるたびに思い出すことがあるなとおもい、それをブログにでも書くかってなってたんだけど、調べてみたらおおむかしにもう書いてたっぽかった。14年前て!

ごく個人的な事柄について - 青色3号

  • インターネットが我が家にやってきたのもこの頃だった。これはあとから父親に聞いたのだけど、そもそも病気に関する情報を集めようと考えてのことだったらしい。
  • 病状が絶望的になってからは、手かざしで難病を治してるおっさんの本やらアガリクスのなんとかやらが家にちらほら見受けられるようになる。難病患者を持つ家族はそれこそ藁にも縋りたい状態なわけで、僕がこういう似非科学のことを嫌いなのは、そういう状態につけ込もうとするのが許せないからなんだろうと思う。
  • 今は両親ともそういうのにはまっている様子はないみたい。そういえば変な宗教にもはまったりしなかった。闘病生活、ってやつが1年もないくらいの短い間だったからなのかもしれない。
  • 母親が点字器みたいなもの持ってきて、それをトランプに打ち込んで、見えなくてもババ抜きくらいはできるように頑張ったこともある。ちょっと点字を覚えようと思ったけれど、僕では指の感覚がぜんぜん追いつかなかった。弟もそんな急にできるようにはならず、結局そんなに出番がないままそのトランプはどこかに仕舞われてしまった。

全体的に「いまの自分だとこういう書き方はしないだろうな」って感じなんだけど(ちょっと感傷的すぎるし、ゲンドウの話なんてかなり余計だ)、このときはそういう気分だったんだろうし、それでも必要なことはだいたい書けているようにもみえる。親になってみたところで、捉え方が大きく変わったような気もしない……というより、自分の認識としては、こういう捉え方のうえで決めたことというのが近いのだろうか。あえていえば、インターネットにはやくから触れるきっかけになったというのは地味に響いてるなとか、いまだにアクセシビリティみたいなものに興味がある(とはいえ、「興味がある」程度でしかないのだが)のはこのへんがきっかけだろうなとか、改めてそういうことを考えたりはした。